多機能型事業所(就労継続支援B型・就労移行支援) 作業センターふじなみ

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作業センターふじなみ

 作業センターふじなみは、菌床しいたけの一貫生産により、障害があっても働くことのできる環境をつくることを経営理念として平成17年4月に開設されました。

 菌床しいたけの一貫生産には、仕込み、浸水、運搬、袋取り、収穫、選別、パック詰めなど様々な工程があり、それぞれの力量や適性、希望に合わせた仕事を支援できるのが特徴です。また、空調設備の整った栽培ハウスでの、年間を通した安定した仕事量と、機械化できない手作業が多いのも魅力です。

 作業センターふじなみでは、毎日心を込めてしいたけを栽培し、ひとりひとりが自分のできる仕事を一生懸命にやり遂げ、自立した生活に向けて頑張っています。そして、企業的経営によって収益を上げ、日中を過ごす場と収入の安定により、自立できる環境に近づける大きな一歩を支援しています。

 私たち作業センターふじなみ職員は、いつの日か、障害を持っていても当たり前のように働くことのできる環境になることを夢見て日々努力しています。おかげ様で、しいたけに対するお客さんの評判が良いので、その期待を裏切らない質と量を常に出し続けられるように、職員と利用者が一丸となり、これからも味と品質、この二つで勝負して、お客さんが喜んで買ってくれる日本一のしいたけを目指 していきます。


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2017/08/01

300,000個の培地を作ること

作業センターふじなみには、よく見学者が来られます。

見学した人に「すごいですね。とても福祉施設とは思えないです」と言われます。

見学した人の中には、「よくこれだけのことをやろうと思いましたね」と言う人もいます。

作業センターふじなみという事業所を作って、菌床椎茸の一貫生産をやろうとしたとき、

職員の中には、先の困難について考える人もいたと思います。

おが屑に栄養体と水を加えて、攪拌して培養袋に入れ、圧力釜で殺菌した後、植菌してから22℃で培養して・・・と説明しても、

本当に福祉施設でそんなことが実際にできるのか信じられない人も多かったのではないでしょうか。



ちなみに、昨年度ふじなみで製造した培地の数は約300,000個です。

ふじなみが開所する前に培地を年間300,000個製造しますと言っても、誰がそんなにたくさんの培地を作るのですか?と不安になったと思いますが、

実際に、今年度も、その数を製造しています。それどころか、まだ余力があるので、もっと作らせてほしいと要請しているところです。

何か新しいことを始める時や、始まったばかりの時は、

「将来はこんな風になりたいとか、これぐらいのことをしたい」とかを語ると、

冗談みたいに聞こえたり、「そんな夢みたいな話を」とか、「何を馬鹿なことを」とか思われてしまって、真面目に考える人や、頭の良い人ばかりが集まっていたら、やめたほうがいいという結論になっていたでしょう。

作業センターふじなみという事業所を作って、菌床椎茸の一貫生産をやろうと決めた人はすごいなぁと、他人事ように思ってしまいます。よく、「できるはずだし、やってみよう」と言えたなぁと思います。何を根拠にやろうと決めたかは私にはわかりませんが、今、ふじなみで働いていると何となく見えてくるものがあります。

 
それは「必要だったから」だと思います。

 


ふじなみがあって良かったなあと今しみじみ思います。

ふじなみで働いている利用者の顔、椎茸を買ってくれたお客様の顔。

ふじなみで支援している職員の顔・・・

ふじなみを作るとき、椎茸の一貫生産工場を建てるとき、とても大変だったと聞きます。お金のこと、場所のこと、設計のこと、ノウハウのこと、人のこと・・・

「必要だった」ということは、いまわかります。つまり、「必要だったこと」が、そのことに関わる多くの人の心を動かし、ふじなみを作ったのだと思います。

「必要なこと」は人の心を動かすことなんですね。



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