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どうしても作れないし、買えないもの

2022年04月29日

今年で社会福祉法人めひの野園は設立40周年を迎え、記念誌作りを進めているわけで、久しぶりに30周年記念誌を見てみて、ふと思ったことがありました。

 

それは、

どんなお金持ちや大企業が逆立ちしても、「めひの野園の40年の歴史」は作れないし、買えないということです。

「歴史」というのは、それだけ価値があるものなのにも関わらず、もしかしたら、多くの職員は「歴史」をあまり重要だと思っていないかもしれません。

その理由として「歴史を知ったところで、その活用方法が分からない」や「そもそも歴史って必要なの」があると思うのですが、歴史があってこそ、確かな自閉症の支援能力と確かな自閉症のアセスメント能力を持ち合わせていけるのだと思います。

 

伝えていけるめひの野園の歴史は伝えた方がいいのでということで、めひのの歴史の話を前回と前々回の職員研修で園長から語られたわけですが、まだまだ浸透されていないので、園長の話を聞くだけじゃなくて、実際に職員達でその内容を議論して、「歴史」を共有していけたらと思います。