トピックス
ウォーム・ワークやぶなみ
兜飾り
2022年03月18日
みしまの工房手芸教室で、五月人形の兜飾りを作りました。
使用した布は、「金襴」といい、糸に金箔を巻き付けた金糸や、細く切った金箔を織り込み、紋様を顕した布地のことで、織物の中でも特に豪華で、布地の中でも最高の位に入る織物です。
手芸教室では、先生がそんな素晴らしい布を用意して下さり、メンバーが正方形の布を丁寧に縫い合わせました。
そして、折り紙で兜を折る手順で、布を折り、縫い留めてあります。
利用者さんができることは、いつでもチクチク縫うことですが、先生の一工夫でこんなに立派な兜に仕上がることに、毎度のことながら感動します。
今年は、そんな立派な兜に見合う、木製の土台が付きました。
紫色の台としても、木目を生かした台としてもお使いいただけます。
配置の仕方も、正面を向けても、斜めに置いても、オシャレだなと思います。
今日から始まる「ハーティとやま」の会場で、限定5個を販売します!
ウォーム・ワークやぶなみ
ペレット日記 3月
2022年03月03日
早いもので3月です。今年度ももうじき終わりますね。
ペレット班で製造している「木質ペレット」の材料は、「作業センターふじなみ」での椎茸生産で使い終わった「廃棄菌床ブロック」を使っているのですが、そのブロックは段ボールに詰められ、このようにプレハブの中に積み上げられています。
ちなみにこの写真は11月のある日のもの。春にはプレハブ一杯に積み上げられていた段ボールが、この時は半分ほどになっていました。
そして、ついに!
最後のひと箱が…。
運ばれていきました。
こんなに広かったのかと思うほどガランとしたプレハブ。
大きな達成感と、少しの寂しさをおぼえました。
雨の日も風の日も頑張ったペレット班のみんな。大変だった気もするけど「楽しく」頑張った一年でした。
楽し「い」仕事をする
楽し「く」仕事をする
たった一文字の違いですが、その意味がちょっと違うことに気づかせてくれた一年でもありました。
「楽しい仕事がしたいなあ」というのは「誰かが『楽しい仕事』を用意してくれないかなあ」と、どこか受け身な感じがします。
以前の自分はまさにこんな状態でした。自分自身の「やる気」や「モチベーション」も「誰かが上げてくれるもの」もしくは「誰かのせいで下がるもの」と他人任せ。
一方で、「楽しく仕事をしよう」というのは主体的です。楽しく出来るかどうかは自分次第です。
真夏のビニールハウスの中でも、真冬の雪の中でも、ペレット班のみんなのおかげで、笑って「楽しく」仕事ができました。
ありがとう!
ウォーム・ワークやぶなみ
ペレット日記 ~2月~
2022年02月13日
「毎日少しずつでも作業に取り組む」がモットーのペレット班。
2月に入っても黙々と作業を頑張っています。
そんなある日「作業センターふじなみ」のM主幹から連絡が。
「スチール棚に積んであったペレットが無くなったから補充しといてくれんけ?」
「あざす!よろこんで!」
ありがたいことに、作業センターふじなみのペレットストーブでは燃料のペレットがガンガン消費されているようです。
こちらが作業センターふじなみ食堂に設置されているペレットストーブです。毎日利用者さんたちを暖めてくれています。
このように、本体上部の投入口から燃料のペレットを投入します。
ペレット班ではこの木質ペレットを日々製造し、運搬しているというわけです。
さあ!空になったスチール棚にペレットを積み込むぞ!
寒い日が続きますが、体を動かすうちになんだか暖かくなってきました!
ミッション完了!
丁寧に積まれたペレット袋は見ていて気持ちが良いものです。
ウォーム・ワークやぶなみ
雪のペレット日記
2022年01月24日
年が明けたのがつい最近のように感じていましたが、気づくと後一週間で2月です。
みしまの工房「ペレット班」では
「毎日少しずつでも作業に取り組もう」
をモットーに、雪の中でも作業を頑張っています!
ハウスの中にあるペレット製造機で作られた「木質ペレット」は、いったん中間地点のプレハブに運び込まれます。
そしてそこから「ペレットストーブ」が設置されている事業所の倉庫に運び込んでいきます。
膝まで積もった新雪を踏みしめながらペレットを運ぶペレット班。
まさに「ペレット班の前に道はなく、ペレット班の後に道が出来ていく」状態です。
急な坂道もなんのその。
いつの間にか雪が止み、頑張るみんなに青空のプレゼントです。
ウォーム・ワークやぶなみ
雨のペレット日記
2021年12月26日
年の瀬が近付いてきましたが、みしまの工房「ペレット班」では
「毎日少しでも何らかの作業に取り組もう!」
をモットーに作業を頑張っています。
この日はあいにくの空模様でしたが、雨カッパを着て、ペレットの運搬作業です。
目的地である「リサイクル班」の倉庫前に到着。
リサイクル班の倉庫も一杯になってきました。
倉庫内に袋入りのペレットがどんどん積み重なっていくと、成果が目で見て分かりやすく、達成感につながります。
この日は「作業センターふじなみ」で使用済みとなった廃棄菌床ブロックの運搬作業です。
何やら楽しそうな表情の利用者さん。とても生き生きと作業を頑張っています。
ハウス内に設置されている粉砕機の横に積み上げていきます。
今年4月から活動を開始した「ペレット班」ですが、作業もすっかり定着し、利用者の皆さんは雨の日も風の日もよく頑張っていました。これから雪のシーズンになりますが、暖かい恰好で頑張っていこう!
ウォーム・ワークやぶなみ
ペレット日記
2021年11月23日
秋の深まりを感じる今日この頃。
今年度から活動を開始したペレット班は、秋空の下で毎日の作業に取り組んでいます。
この日は、袋詰めしたペレットの運搬作業です。
現在、めひの野園の法人内には3基のペレットストーブが設置されています。その3基のペレットストーブの燃料になるのが「ペレット班」で製造したペレットです。このペレットは、「作業センターふじなみ」で使用済みとなった廃棄菌床ブロックを再利用して製造したもので、「循環型社会」の実現に向けた取り組みだと考えられます。
この日は、3基のペレットストーブの中の1基が設置されている「リサイクル班」の倉庫に並べていきました。
袋詰めされたペレットは、1袋10㎏。これを抱えて歩くのはかなりの重労働です。
ペレット製造機からリサイクル班の倉庫まで数百メートルの道のりを、ペレットを抱えて何往復もします。
車で運んだ方が、確かに早くて効率的かもしれません。しかし、これは利用者さんたちにとって大事な作業の一つなのです。
日々の作業のおかげで、ペレット班の利用者さんのほとんどが4月から体重が減少傾向にあり、中には3㎏以上やせた人も。
ダイエット効果抜群のペレット運搬作業なのでした。
ペレット班の利用者さんの頑張りを物語るのが、このスニーカー。
ペレットの作業を始めてから、あっという間に靴底がすり減るようになりました。
すり減り方には歩き方の癖が出るようで、つま先の方からすり減っていく人もいます。
栽培部門の畑では、旬の白菜があおあおと育っています。
移り行く季節を感じながら、日々汗を流すペレット班です。
本格的な冬の訪れまでには、ある程度のペレットをストーブまで運搬してしまいたいものです。